2013/10/13

美かさ


あぁ、教えたくないな〜(笑)


という程の美味しい天ぷら屋さんをご紹介しますね。
都心から離れているのですが、行ってみる価値がありますよ。
17:30〜 と 19:30〜 総入れ替え制の完全予約システムで、1回10人まで。
遅刻厳禁です。

大将の準備が整うまでカウンターに座ることは許可が出ません。
こういったお座敷で待ちます。玄関やここにいつも雄大にお花が活けてあります。




ほんのちょっとお造りからスタート。オプションです。
少しですが、本当にいい鮪と白身魚を用意してくださっていて、最初から顔がほころびますよぉ。



大将の許可を得ていないので、顔は隠しておきますけども…。
一つ一つ、丁寧に揚げて、少しずつ出してくださいます。
食べ方は全て指定(笑) でも、美味しいに違いないので、いつも守って食べています。



塩、スダチ、天つゆの他に、辛みのある大根おろしがタップリでてきます。天つゆの薬味に使ってもいいのですが、おろしにちょっとスダチを搾っておいたり塩をまぶすと、箸休めというか、口の中の油っぽさが取り除かれます。
天ぷらの合間のこれがまた止まらない…。



今回の流れは、こんな感じ。共通のものもありますが、四季折々通わないと。
みんな一口ずつですからご心配なく。材料は全て大将が自ら毎日築地市場に足を運んで吟味されたものです。


  海老頭、銀杏、サツマイモ(塩)
  車海老(塩)
  アスパラ(塩か天つゆ どちらでも)

  キス(天つゆ)
  しいたけ+かに肉(スダチ塩)
  白子(天つゆ)
  ハモ(天つゆ)
  レンコン(天つゆ)
  ハゼ(天つゆ)
  松茸(スダチ塩)
  紫蘇巻き雲丹(天つゆ)
  穴子(天つゆ+残りの大根おろし)




今回の真打ちはハゼ!
去年から仕入れが困難で、10尾揃うまで1週間かかったそうですよ。
揚げるときにできる窪みでタップリと天つゆをすくって。天つゆに浸けたままおしゃべりしていると、すぐホロホロっと溶けてしまいますので注意。





〆は小さな小さな天丼か天茶漬け。
貝柱と海老のかきあげです。ご飯はほんの3口程度ですから女性も大丈夫。



季節折々のデザートも出てきます。
今回は、栗羊羹の天ぷら。黒文字を見ればサイズがわかりますよね。
最後にちょっと甘い物があると、やっぱり満足度が違います。




渋谷から東急田園都市線で各駅だと30分弱くらいでしょうか。
食べるための労力をいとわないお友達を連れて、ちょっと良いことがあった時にお誘いしたいお店ナンバーワンです。


美かさ
川崎区宮崎台
044-853-1819